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不マガ vol.12 もっと小さく、でも、もっと強く
2006/04/21 vol.12

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 今 日 の ポ イ ン ト  
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■縦型で出力2倍、小型化に対応
 〜TDK(&デンセイ・ラムダ)・DC/DCコンバーター
日経産業新聞2006年4月18日より
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<顧客企業の不満>
■実装面積をもっと小さく、しかも出力はアップしてほしい
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FA機器などの産業用機器に対しては小型化ニーズが高まっている。どんどん
高性能化が進み、基板に実装するタイプの部品も増えている。DC/DCコン
バーターに対しても同様のニーズが高まっており、出力を高めながらの小型
化という一見矛盾する要望が高まっていたと思われる。


<不満解消のポイント>
◎横型を縦型に設計変更
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プロポーションを縦型に変えることで実装面積を26%減らしながらも、出
力は従来の同等サイズのものに比べて2倍にまで高めた。ただ縦型にすると
実装後に倒れやすいのが難点だったが、その対策として金属ケースを付けて
安定性を確保。ケースをセットすることでコンバーターから発生するノイズ
の影響も減らすことができた。


<今日のヒント>
☆横のものを縦にする、四角いものなら丸くしてみる
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コンバーターは平べったいもの。これが既成概念だとすれば、今回の新製品
は、それを打ち破ることで誕生しました。もちろん、これまでコンバーター
が平べったい形になっていたのには、それなりの理由(おそらくは何らかの
メリット)があったからでしょう。しかし、固定概念に捉われたままでは、
斬新な発想はなかなか生まれてきません。

たとえ話によく使われる松下のフレーズをご存知でしょうか。松下ではコス
トダウンを考えるときには必ず「3%ではなく3割カットを目的にせよ」と
いわれます。

そんなムチャなと思われるかもしれません。確かにいきなり3割ダウンなん
て相当な無茶ですね。しかし、あえて途方もない目標を設定することで、思
考の枠を広げることができるのです。つまり目標を3%カットに置いてしま
うと、人はどうしても現状の延長線上で何とかならないかと考えてしまうも
の。これではなかなか画期的なアイデアは生まれてきません。

しかし3割カットとなると、まったくゼロベースで考え直さなければならな
い。ポイントはここです。無理矢理にでも従来とはまったく違った視点を持
ち込むことで、思考の幅が一気に広がるわけです。

たとえばこれまでの製品が立方体だったなら、それをボールのような形にで
きないかと考えてみる。あるいはチューブ状にならないか、なんて発想もあ
りでしょう。もし動力源に電気を使っていたのなら、それをガスで動かせな
いか、などと自分で頭をゆさゆさ振ってみるのです。ところで御社の製品の
形は、それ以外にあり得ませんか。