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不マガvol.17 廃液、CO2はいらんのだ
2006/05/3 vol.17

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 今 日 の ポ イ ン ト  
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■現像機・薬品不要に
 〜富士写真フィルム・印刷用CTP版
日経産業新聞2006年5月1日より
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<顧客企業の不満>
■廃液、CO2を減らして環境対応
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環境関連の規制は今後、厳しくなることはあっても緩和されることは100%
ありえない。従って環境負荷を減らすことは、あらゆる企業にとって極めて
重要な経営課題である。印刷業務で大量に発生する廃液やCO2も可能な限り
減らしていかないと、競争が厳しくなる一方の業界で生き残りを図ることは
難しい。


<不満解消のポイント>
◎現像用の薬品を不要に
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印刷機で直接現像できる技術やCTP版の表面処理技術などをミックスし、廃
液を出さず、しかも省電力化も実現するCTP版を開発。これによりCO2排出
量を約4割削減できる。当然、不要になる現像機、薬品の購入費や廃液処理
コストなどもすべてカットできる。


<今日のヒント>
☆一つ工程を中抜きできないか
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従来の印刷工程では、コンピュータで処理したデータをプレートセッターで
刷版(CTP版)として出力し、それを現像処理した上で印刷機にかけていま
した。この現像工程に必要なのが現像機であり、それに使われる薬品だった
わけです。
<プレートセッター>→<現像機>→<印刷機>

ところが新しいCTP版では、現像せずにそのまま印刷機にかけられるように
なりました。だから現像液が不要=廃液が出ない、現像しない=CO2を出さ
ない。すなわち印刷工程全体から環境負荷を大幅に減らすことが可能となり
ました。もちろんコストも大幅にカットできることになります。
<プレートセッター>→→→→→→→<印刷機>

工程をたった一つでも減らすことができれば、クライアントには計り知れな
いメリットが生まれるというわけです。しかも今回のケースでは、その前後
の工程に対しては何の変化も求めず、もちろんまったく何の影響も与えてい
ません。工程上を動いていくパーツ(=CTP版)だけに改良を加えること
で、従来必要だった現像の1プロセスをカットしています。

そこで、この事例から得られる知見は、次の2点。
1.現状のラインを流れているパーツを改造することで、
  工程を減らせる可能性がある。
2.仮にパーツ改造をせずに、前後の工程での作業内容を変えることで、
  その間にある工程をカットできる可能性がある。

いかがでしょうか。御社のパーツにはどこか改造の余地はありませんか。あ
るいは御社が関わっている工程の前後をカットすることはできませんか。