→homepage
──────────────────────────────────
不マガ vol.38 取り付け作業が面倒
2006/06/21 vol.38

──────────────────────────────────
 今 日 の ポ イ ン ト  
──────────────────────────────────
■ABSセンサー、軸受けと一体化
 〜NTN・センサ内蔵ハブベアリング
日経産業新聞2006年4月23日より
──────────────────────────────────

<顧客企業の不満>
■センサーの取り付け作業に手間がかかる
──────────────────────────────────
自動車のアンチロック・ブレーキングシステムにとってセンサーは必要不可
欠なパーツ。その取り付け場所となる駆動まわりには、他のパーツも集中す
るためスペースが極めて限定される。いきおいセンサーを取り付ける作業は
煩雑化し、手間/時間がかかる。


<不満解消のポイント>
◎ベアリングにセンサーをあらかじめ内蔵
──────────────────────────────────
これまで後付けしていたセンサーを薄くして、ハブベアリングの中に最初か
ら組み込んだ。これにより従来センサー取り付けに伴ってメーカーが行って
いた調整や固定などの工程も不要になる。その結果メーカーは作業を大幅に
簡略化でき、生産効率がアップする。


<今日のヒント>
☆もう一つパーツをセットしてみると
──────────────────────────────────
従来はハブベアリングとセンサーは本来まったく別個のパーツ。とはいえセ
ンサーは車輪回転速度を検知するために、必ず駆動輪の周辺に取り付けられ
るもの。それならいっそのことベアリングの中にセンサーを組み込んでしま
えばどうなるか。

サプライヤーにとって三つのメリットが浮かんできます。

まず一つにはクライアントの作業が簡略化される。パーツを組み付ける工程
が一つ、それも特に面倒な部分がなくなるわけです。一度、楽することを覚
えてしまえば、なかなかそれを元の面倒な状況に戻すのは難しい。というこ
とは自動的にクライアントとの関係が強化されます。

またパーツを一つ多く組み込んで販売することになるから、売上総額もアッ
プする。さらに組み込み工程を自社内で作業する=付加価値をつけることに
なるので、当然その対価を請求することができる。つまり利益額も高まるは
ずです。

いま御社が納品されているパーツは、クライアントのどの工程で使われてい
るのでしょうか。その前後の工程で組み込まれる別のパーツを御社でセット
してしまうことはできませんか。