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不マガ vol.42 もっと速く作れないか
2006/06/30 vol.42

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 今 日 の ポ イ ン ト  
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■ICタグを1秒に10個
 〜ハリーズ・速度5倍のICタグ製造装置
日経産業新聞2006年6月28日より
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<顧客企業の不満>
■ICタグ製造にかかる時間(=コスト)を抑えたい
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ICタグはフィルムの上にICチップを実装して作られる。従来の製造装置では
ラインを流れているフィルムを一度静止させ、ICチップをアームに載せて目
的の位置まで運び実装していた。このやり方だと1秒間に2個作るのが限界と
なるため、実装コストも1個あたり2〜5円かかってしまう。もっと速く作り
コストを下げる方法はないのか。


<不満解消のポイント>
◎フィルムを止めずICチップに追いかけさせる
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流れているフィルムを止めることなくICチップを円筒形のロータリーに載せ
て、フィルムを追いかけながら実装するシステムを開発した。フィルムが動
いていても正確な位置に装着できるよう、フィルムの位置や移動時間をカメ
ラでチェックしコンピュータ制御する。これにより1秒間に最大10個のICタ
グが製造可能に。製造コストも大幅に下げることができ、1個あたり0.5円程
度となった。


<今日のヒント>
☆止めずに作業するためには
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ICタグの製造工程ではこれまで、流れ作業を止めてICチップを実装していま
した。すなわちラインを流れているフィルムをいったん止め、実装した後に
リスタートするといった具合です。

もちろん、わざわざこうしたプロセスを採用していたのには、それなりの理
由があります。その理由とは、すなわち精度の確保。ICタグにはそれだけハ
イレベルの精度が求められるわけです。そのためにはフィルム上の決められ
た位置に間違いなくICチップを載せる必要がある。

作業に正確を期し、歩留まりを高めるためにはフィルムをいったん静止させ
なければなりませんでした。しかし、それでは生産速度にすぐに限界が来て
しまう。生産速度を高められなければ、コストを下げることもできません。

ラインを止めずに、しかも正確にICチップを装着するためにはどうすればい
いいか。ハリーズがたどり着いた答えがカメラ画像を使って位置を判断し、
コンピュータで制御するやり方でした。

御社の生産ラインをいま一度見直してみてください。そこにプラスアルファ
の装置をかませることで、生産効率を高めることはできないでしょうか。動
いてるものを止めてみる、逆に止まっているものを動かしてみる。そんな発
想にヒントが隠れているケースもありそうです。