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| ────────────────────────────────── 不マガ vol.47 もっと強く、でも軽く 2006/07/12 vol.47 ────────────────────────────────── 今 日 の ポ イ ン ト ────────────────────────────────── ■軽くて、強くて、安全性も最高水準を確保 〜東京製綱・超高層エレベーター向けワイヤーロープ 日経産業新聞2006年7月11日より ────────────────────────────────── <顧客企業の不満> ■超高層ビルのエレベーターだからといって重いのは困る ────────────────────────────────── ビルが高層化すれば、エレベーターの高速化も進む。そのエレベーターを支 えるまさに命綱となるのがワイヤーロープだ。ただしいくら超高層・超高速 エレベーター向けとはいえ、ワイヤーロープが重くなりすぎては、動力源と なるモーターの電気コストが合わなくなる。「高強度でしかも軽く」という 矛盾する条件を満たすことはできないか。 <不満解消のポイント> ◎素材加工と設計・加工技術で対応 ────────────────────────────────── 東京製綱ではまず、鉄鋼メーカーから購入した線材に熱処理を施し、線材そ のものの強度や粘り強さを高める。さらに素線の太さや材質、巻き付けの頻 度などの最適な組み合わせを算出できる設計力をベースに、ワイヤーロープ の端から端までを均一に「撚る」技術を駆使して「軽くて強い」製品を仕上 げている。 <今日のヒント> ☆材料に『ひと手間』かけてみる ────────────────────────────────── ワイヤーロープの素材は鉄線です。これは鉄鋼メーカーから仕入れてくるし かなく、価格が同じならどこから仕入れてもそれほどの差はありません。で は同じ材料を使いながら他社と差別化を図るにはどうすればいいのか。 強く・しかも軽いワイヤーロープに仕上げるために東京製綱では、仕入れた 素材を製品化する前に自社でさらなる加工を施しています。その目的は、素 材の強度や粘り強さを高めること。ここで一つ差をつけています。 さらに素材を製品化する技術でも他社にはない強みを発揮。その強みの源と なっているのが設計力です。これは常に顧客の高い要求レベルに応え続ける ことで養われてきたもの。顧客のわずかな『不』を見逃さずに着実に対応し てきた証が圧倒的なシェアにつながっています。 とりあえず学びたいのは、素材に『ひと手間』かけてみる発想でしょう。そ れは熱処理かもしれないし、化学的な処理かもしれない。ともかく材料をそ のまま使うのではなく、何かひとつ工夫を加えてみる。御社が仕入れている 素材には、どんな加工ができるでしょうか。それにより製品を、どう差別化 できるでしょうか。 |
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