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不マガ vol.5 その納期、もうちょっと短縮できまへんか
2006/04/05 vol.5

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 今 日 の ポ イ ン ト  
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■設計ー生産期間20%短縮
 〜変速機大手ジヤトコ・CAD応用でシステム刷新
日経産業新聞2006年3月28日より
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<顧客企業の不満>
■部品開発が新車投入のネックに
自動車業界では競争が激しくなり、新車投入のサイクルがどんどん短くなっ
てきた。そこでメーカーではたとえば三次元CADなどのITをフル活用した
り、さらには日米欧の三極24時間開発体制をとるなど、設計・開発時間の短
縮化に全力で取り組んでいる。しかし、いくらメーカーサイドだけで開発ス
ピードを上げても、パーツメーカーなどが協力して短時間化に取り組んでく
れなければプロセス全体drのスピードアップは難しい。


<不満解消のポイント>
◎製品設計と生産準備の一元化
ジヤトコは部品の設計データや評価データをデータベース化したうえで、三
次元CADをプロセスの要所に導入。いちいち試作品を作らなくても精密な設
計ができる体制を整えた。さらに設備の試運転をしなくとも適切な製造ライ
ンのレイアウトを割り出せるシステムも導入。こうした大胆なシステム化に
より設計から生産までの期間を従来比で20%短くすることができた。


<今日のヒント>
☆IT化を図るなら一気通貫体制で
一時期はお題目のようにまでいわれた『IT化』。業務の効率化や迅速化など
本当の意味での活用が進むのは、恐らくこれからです。SCMにしろDCMに
しろ、川上から川下にいたるチェーンの一箇所でもIT化されていなければ、
必ずそこがボトルネックになります。今後は特にパーツメーカーなどでも本
格的なIT活用が生き残りのための必須条件となってくるでしょう。

ところで本当の意味でのIT化とは、基幹業務の完全なデータ化を意味しま
す。たとえばジヤトコ社の例でいえば、設計から生産までを一気通貫で全行
程のデータ化を図ること。ここでの躊躇は禁物です。とりあえずは設計部門
だけ導入して様子をみながら、うまくいけば生産までをつないでいこうなど
の中途半端な取り組み方では、なかなか成功にはいたりません。なぜなら、
それでは目に見える形、すなわち数字としての改善効果がなかなか出てこな
いからです。

IT化に取り組むなら、思いきってやる。業務プロセスの最初から最後までを
一気にフルデジタル化する。仕事の進め方を変えようとするとき必ず出てく
る抵抗勢力に対しては、トップダウンの断固とした意志で立ち向かう。IT時
代にふさわしい業務スタイルに自らを変えることができない従業員には、そ
れなりの処遇もきちんと考えておく。いったんIT化に舵を切ったなら、それ
相当の決意を持って最後までやり抜く覚悟が必要です。